既存型番：レンジフードTPR-3S-903S /浴室暖房乾燥機　BS-763HⅢ

交換型番：レンジフードFY-7HGC4-S（パナソニック）/浴室暖房乾燥機BS-133HM（MAX）

ご依頼いただいた経緯…

レンジフードはマントルフードで壊れて動かなくなったので、交換を急いでいらっしゃいました。浴暖は数年前に異音が鳴って一旦落ち着いてはいたが、気にしながら使うのが嫌になったのと、一緒に交換で、安くなるのであれば、この機会に一緒に交換を検討したいとのこと。

マントルフードは吸い込み能力が低いので、フラット型レンジフードをお勧めしました。

今回お客様がお選びいただいた商品は

【レンジフード】

Panasonic:FY-9HGC4-S

【仕様】

　●整流板によりフード周辺の吸込み風速をアップして高捕集

　●常時換気機能付タクトスイッチ（切ｰ常時ｰ弱ｰ強ｰ照明）

　●ＬＥＤ照明（５Ｗ）

　●残置運転（３分）機能付

　●別売のワイヤレススイッチ（FY-SZ001）が使用でき、手元操作が可能になります。

　　お年寄りやお子様、車椅子の方などフードスイッチに手がとどかない場合に便利です。

　●調理機器の入・切に連動します（換気連動タイプの調理機器使用時）

　●フード内や整流板をフラット化し、拭きそうじがしやすくなりました。

　●親水性のアクアイージィ・クリーンフィルターは、水にしばらく浸すだけで汚れが剥がれ落ちます

　●ファンタッチの採用でシロッコファンの脱着が簡単になりました。

　●シロッコファンは油のこびりつきにくい撥水性塗装で、ラクに洗えます。

【浴暖】

MAX:BS-133HM

【仕様】

　●シロッコファン(浴室循環用×1個、換気用×1個)

　●ファンモーター ACコンデンサー型誘導電動機×1個、DCブ　　　ラシレスモーター×1個

　●換気モーター DCモーター

　●副吸込ダクト 3方向から選択

　●副吸込グリル風量調整 有

　●24時間換気設定 6段階

設置環境については…

レンジフードは照明に使用している電池の液体が漏れ故障。動かない状態でした。

浴暖は異音はせず動作はしていました。年数はかなり経っていました。

今回の工事に使用した工具は…

ペンドラ・・・ビス回しに使用。

スケール・・・レンジフード取り付け位置の計測に。

アルミテープ・・・ダクト接続の固定。

コーキング・・・レンジフードの隙間を塞ぐのに使用。

【 工事過程 】

今回はレンジフード、浴室暖房乾燥機と２箇所の取り替え工事です。

既存レンジフードはマントルフードでした。

マントルフードはダクトカバーを外すとダクト、電源が隠れているのでそれぞれ取り外してきます。

次に本体ですが、ビスで壁に引っ掛けてあるのでビスを緩め取り外します。

既存レンジフードは天井から500mmの高さで取り付けられていたので、新しい本体もそれに合わせ取り付けていきます。

スケールでしっかりと測り取り付け位置を決めていきます。

位置が確定したら同梱されている台紙を使い引っ掛ける位置にビスを打ち込み本体を引っ掛けていきます。

フランジを取り付けダクトを接続していきます。既存のダクトを伸ばして届きました。

両サイドに吊り戸棚がない為横幕板を取り付けます。

最後に前幕をはめ込んでレンジフードの取り付けは完了となります。

次に浴室暖房乾燥機です。

MAXからMAXの取り替えのため比較的工事は簡単でスピーディーに行えました。

まずブレーカーを落とし電源と外部接続線を抜き絶縁処理しておきます。

３室だった為ダクトを３本取り外しリモコン線も取り外しておきます。

ルーバーを取り、本体固定ビスを外し本体を取り出します。

取り付け枠がありましたがこれも外します。

アングルはそのまま使用できるので新しい取り付け枠を設置します。

取り付け枠にフランジ３箇所と塞ぎ板１箇所をはめ込みます。

本体を取り付けルーバーを取り付けます。

ダクト３箇所をアルミテープで固定。

リモコンを設置したら絶縁処理していた電源線と外部線を接続して取り付け完了となります。