換気扇の交換タイミングはいつ?異常の種類と使用年数から解説

2020.11.03

換気扇の適切な交換タイミングは?

使用頻度やお手入れの状況によっても変わりますが、家庭の換気扇の一般的な寿命は一般的に10~15年です。
購入した際に同封されている保証書や換気扇に貼られているシールに記されている製造年月日を確認し、寿命の時期が来ていたら交換を検討しましょう。

こんな症状が出たら要注意!

  • 換気扇から変な音がする
  • ガタガタ大きく振動する
  • 換気力・吸収力が落ちてきた
  • プロペラの回転が遅くなっている

上記のような症状が出た場合、交換を検討しましょう。

換気扇から変な音がする
ガタガタ大きく振動する

換気扇を回していて変な音やガタガタと振動する場合は、交換の時期と考えていいでしょう。音の原因は、モーターの消耗や内部の破損の可能性があります。

そのまま使っていると故障の原因になるだけでなく、モーターのオーバーヒートや内部のほこりが原因で発火する危険性もあるため、早めに業者を呼んで交換をおすすめします。

換気力・吸収力が落ちてきた

換気扇を回しているのにキッチンの臭いが取れなかったり、煙がなかなか排出されない場合は、換気扇の性能が落ちている可能性があります。
まずは、換気扇のお掃除をしてみて、それでも性能が戻らなければ交換を検討しましょう。

プロペラの回転が遅くなっている

換気扇のプロペラの回転が遅くなる原因は

・油汚れが溜まっている
・モーターの消耗や異常

が考えられます。

油汚れを掃除しても回転速度が遅いままの場合は、交換を検討しましょう。

古い換気扇・レンジフードは要注意!

火災の原因になる場合があります

15年以上使用し続けている換気扇(レンジフードや浴室暖房乾燥機も含む)をそのまま使うことによって、換気扇内のモーター、コンデンサー、電気コードの各部品の経年劣化によって、発煙、発火が起こる可能性があります。

経済産業省の調査によると、平成16年から平成20年の5年間に換気扇によって起こった事故が62件あり、その中で発煙、発火が47件あります。その発煙、発火のほとんどが換気扇の使用年数20年以上経過していることが分かりました。事故の件数は、あくまでも報告があった件数だけなので、報告されていない事故も含めるとおそらく実際は何倍もの件数になると思われます。三菱電機やパナソニック、東芝などの各メーカーもホームページなどで換気扇における長年の使用について、発煙、発火の恐れがあり、重大な事故につながる可能性があると注意喚起をしていますが、まだまだ世間一般にはその情報が伝わっていません。私たち換気生活も、実際にお客様のお宅に伺って換気扇の修理や交換をする中で、モーターなどが黒く焦げているのをイヤというほどたくさん見てきました。15年以上使用し続けいる換気扇は注意が必要です。

換気生活に換気扇・レンジフードの交換をお任せください!

換気生活では、換気扇・レンジフードの交換や新規設置について、お電話、LINE、メールでお見積もり・お問い合わせを受け付けています。

異常を感じたらそのまま放置せず、火災などの事故が発生してしまう前に
まずはお気軽にご相談ください。